岩手県盛岡市|東北よりみち旅4〜盛岡麺グルメと繋温泉
岩手県のグルメといえば、有名な麺料理が3つあります。わんこそば、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺です。このうち2つ頂いてきました。ちなみに「じゃじゃ麺」は「ジャージャー麺」とは別の料理なんです。
そして、盛岡から日帰りでよりみちしてこれそうな温泉地を探してみると、「繋温泉」という温泉地がありましたので、こちらにもよりみちしてみました。ホテルで安くて大量購入しやすいお土産物も見つけたのでご報告。
日時:2014年9月
エリア:岩手県(盛岡市)
東北の宮城県、岩手県、青森県と北海道の函館をよりみちして回りました。
よりみちスポット
味がどんどん変化していく、盛岡じゃじゃ麺
「ジャージャー麺」で有名なんだと思っていたら、「じゃじゃ麺」と書いてある。これは、全く別の食べ物だったんですね。行ってみて初めて知りました。
旧満州に移住していた後の「白龍(パイロン)」の初代主人が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始めて、日本人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたそうな。
盛岡をよりみちしていて声をかけていただいた、「しあわせ計画舎」の方に教えていただきました「盛岡じゃじゃめん」というそのままの名前のお店によりみちしました。お店は繁華街の近くにあり、しあわせ計画舎からもすぐのところでした。
「ジャージャー麺」というと、甜麺醤や豆板醤などで味付けした甘辛い肉味噌を中華麺に絡めて食べるというイメージです。「盛岡じゃじゃ麺」は同じように肉味噌がのってますが、色が赤くない。ゴマの風味が強くて、辛くないです。そして、麺はうどんのような平たい麺です。トッピングはきゅうりと肉味噌のみ。
まず、ぐちゃぐちゃっとかきまぜます。お好みでラー油とかにんにくとか、酢とかを一緒に加えます。あとで自分で作り上げていくタイプの麺ですね。だから、肉味噌は初め辛くなくて、ラー油などをお好みで足していって、辛さを調節します。ウーーノは、結構お酢を入れたものが好きでした。
半分くらい食べたところで、「チータン」を頼みます。そうすると、卵とじの汁をいれてもらえます。胡麻味噌が欲しい人は追加もできます。
値段的には500円前後で食べれるのでいいですね!
盛岡じゃじゃめんの近くにわんこそばで有名な「そば処東家本店」があります。修学旅行生でごったがえしていました。軽くお昼を済ませたい方にはとてもいい味だと思います。
盛岡冷麺といえば「ぴょんぴょん舎」
「盛岡冷麺」のルーツは朝鮮半島の郷土料理だけど、作り方は盛岡で独自に進化したそうです。元はそば粉が麺に入っていたそうですが、見た目の色合いなどを考慮して、デンプンをベースにした麺になり、つるりとした食感とコシの強さが印象的な麺です。
また、韓国冷麺は汁なしで具を混ぜて食べるイメージですが、盛岡冷麺は牛骨や鶏ガラなどをベースに作られたスープをかけていただきます。
盛岡冷麺で一番有名なのは「ぴょんぴょん舎」です。盛岡の駅前にあって、夜12時まで開いててくれるのはありがたいですね。
あっさり味で、さらっと一杯いけてしまいます。
盛岡から日帰りできる「つなぎ温泉」
盛岡から日帰りで行けそうな温泉地を調べてみると、「繋温泉」というところがヒットしました。場所は盛岡から西へバスで30分ほどのところです。途中には「小岩井農場」で有名な小岩井があります。
つなぎ温泉バス停の前は広大な河川敷が。御所湖から雫石川へと流れていく水辺になります。ちょっと寂しい風景ではありますが。
繋温泉には、いくつか立ちより湯のできる温泉がいくつかありました。今回は「盛岡つなぎ温泉 湯守 ホテル大観」によりみちしました。バス停から歩いて3分くらいのところにあります。
お湯は単純硫黄泉のアルカリ性温泉。広い露天風呂でのびのびできます。ロビーでゆったりして帰って来ました。広いお風呂っていいですね!
お土産にオススメな「割りしみチョコせんべい」
ホテル大観でゆっくりしているときに売店を見ていて見つけたのがコレ。「割りしみチョコせんべい」です。
岩手のお土産物というと「南部せんべい」がありますね。独特な形をしていて、黒ごまがまぶしてあるイメージです。食べた時の印象が、パサつくな・・・と思ってたんです。このホテルで見つけたものは南部せんべいにホワイトチョコが染み込ませているんです。だから、食べた時にしっとり感があります。
しかも、一袋がワンコインより安い!400円ほどで買えてしまいます。割れせんなので、最初から食べやすい大きさになっているのも、かえってありがたいです。
岩手のお土産にいかがでしょうか。