滋賀県彦根市|彦根城へよりみち観光&ご当地グルメ
元祖ゆるキャラの「ひこにゃん」でも有名な滋賀県彦根市は、琵琶湖の東側にあります。国宝に指定されている彦根城では立派な天守閣や石垣が見られます。また、ご当地グルメもいろいろありますので、食べ歩きしてもいいですね。
日時:2016年3月
エリア:滋賀県(彦根市)
滋賀県彦根市周辺をよりみち。彦根城や多賀大社、琵琶湖に浮かぶ竹生島を巡りました。
よりみちスポット
岐阜から彦根へアクセス
岐阜から彦根へは、JRを乗り継いで1時間強の乗車です。大垣、米原あたりで乗り換えで行くことができます。
JR彦根駅西口。西口側に彦根城や商店街があります。
彦根駅前では、井伊直弼像がおでむかえ。彦根は、井伊直弼の生誕の地です。彦根市にある彦根城の周辺には安政の大獄や桜田門外の変で名の知られた大老、井伊直弼が生まれ育った屋敷は当時の様子がそのまま残されています。
桜の満開間近の彦根城へ
彦根駅前の商店街。このまま真っ直ぐ行くと15分ほどで彦根城に着きます。
彦根城のお堀。お堀の周りは桜の木がいっぱいです。満開になると、水面にも桜が映って、とてもきれいです。2016年の開花は前日の3月30日だったので、まだまだこれからといった感じでした。ちなみに、4月1日から数日間は桜祭りが開催されて、車の交通が制限されます。かなり賑わうようですが、彦根城の開門8時30分より前の時間帯は比較的空いてました。
城壁や桜の花が水面に映るのもきれいですね。写真を撮りにきたくなるのも頷けます。
彦根城のお堀の周りを時計回りによりみちしてみます。お堀の内側は桜でいっぱいです。城跡に役所の建物が建っていることはよくありますが、お堀の中に高校があるのは珍しいですね。
枝垂れ桜はきれいに咲いていました。
お城の入り口には、ひこにゃんのスケジュールも書いてありました。
彦根城の大手門から中へ。だらだら坂が続きます。
5分ほど登ると彦根城の天守閣に到着。彦根城の入場料は800円です。
お城もいいのですが、立派な石垣が残っています。
石垣を見て回るのも楽しみの一つかもしれません。
彦根ご当地グルメ1「近江ちゃんぽん」
彦根のご当地グルメを食べに、彦根駅前へ戻りました。「ちゃんぽん亭総本家彦根駅前本店」へ。こちらでいただける彦根名物は「近江ちゃんぽん」です。創業は昭和38年で、「麺類をかべ」というお店が始まりでした。現在お店は、滋賀県を中心に、全国に展開しているみたいです。一番遠いところだと、盛岡にあります。
近江ちゃんぽんをいただきます。長崎ちゃんぽんとの違いは、あっさりだしです。白濁したとんこつでも鶏ガラが特徴な長崎ちゃんぽんに対して、近江ちゃんぽんは、京風だしをアレンジした和風醤油味です。具は海老や烏賊などの海鮮は一切入らず、豚肉とたっぷりの野菜だけです。
途中でお酢を入れて味を変えたりしてもいただけます。
彦根ご当地グルメ2「彦根丼」
もうひとつのご当地グルメは、こちらも彦根駅前にある「八千代駅前店」の「彦根丼」です。
滋賀県近江八幡の名物で「赤こんにゃく」があります。レバ刺しに似た赤い見た目のこんにゃくです。赤い色は「三二酸化鉄」という添加物を加えることで出しているそうです。もちろん人体には無害なんでしょうね。
なぜ赤色のこんにゃくにしたかというのには、いろいろ説があるそうですが、織田信長にゆかりがあるとか。戦国武将・織田信長は派手好きな人物で、何でも赤いものを好みました。そんな信長が、こんにゃくまで赤く染めさせたのだとか。安土城のある近江八幡で毎年3月に行われている「差義長(さぎちょう)祭り」という伝統行事である火祭りで、城主であった信長が赤い長襦袢を着て踊ったことにあやかったとも言われています。
「彦根丼」はこの「赤こんにゃく」と、近江牛のスジ煮込みを合わせた丼です。
あっさり味で温泉卵をからめて、さらっといただけます。こんにゃくなので、かなりヘルシーな感じの丼です。
彦根食べ歩きグルメ
彦根城のお堀にかかる京橋を出てすぐのところに「夢京橋キャッスルロード」という名称の通りがあります。江戸時代の城下町をイメージして作られた通りで、お店は白壁に黒格子の町家風。地元ならではの商品やお土産物が揃います。こちらには食べ歩きできるものも多くあります。
近江牛を握りで提供してくれる「千成亭」。最近多く見かけるたこせんの上に握りを乗せるスタイルです。器まで食べられますね。甘めのタレが絶妙です。近江牛とろ握りと、近江牛赤身握りがあります。
もう一つ「夢京橋キャッスルロード」にあるお店で「菓心 おおすが」をご紹介。こちらはスイーツのお土産物などが購入できます。
今回お勧めするのが「黒どら」です。竹炭を練りこんだ皮に生クリームを加えたカスタードが挟んであります。彦根城をイメージして黒いどら焼きです。
凍った状態で販売されているので、アイスどら焼きとして食べたり、解凍してから食べたりできます。アイス状態でシャクっとした歯ごたえのクリームというのもいいですね。