岐阜県下呂市|飛騨金山で筋骨めぐり

岐阜県にある下呂の温泉地がある下呂駅より2駅南にある飛騨金山駅に初よりみちしました。「筋骨」と呼ばれる細い路地が街に張り巡らされていて、探検をしている感じが味わえます。ふとよりみちしたくなるカフェや和菓子屋もご紹介します。

【よりみちレポート】岐阜県下呂市|飛騨金山で筋骨めぐり

日時:2017年8月
エリア:岐阜県(下呂市)

よりみちスポット

飛騨金山の街の風景

JRの飛騨金山駅へ。岐阜駅から高山線で飛騨金山駅までは、普通列車で1時間50分ほど、特急で1時間ちょっとです。

のどかな風景が広がってます。

飛騨金山駅から少し行ったところに、細い路地が。飛騨金山の町は、こういう細い路地がいっぱいあります。なんとなく、奥に行ってみたくなりますね。川が見えてきました。

昔はここから渡し船が出ていたそうです。

金山の街の中を流れる飛騨川。飛騨川の流れに沿って、街があります。

木造の3階建とかも珍しいですね。飛騨金山は飛騨街道の「金山宿」として栄えましたが、その名残がほのかに感じられるくらいです。

「三鞍の山荘」は山の上にありますが、下まで私道でつながっています。まずはその私道を下りていきます。

「子安地蔵」の提灯が町のあちこちにかかってました。橋には旗もずらっと並んでます。

馬瀬川にかかる橋を渡ったところにある「住吉権現・子安地蔵」。7月の終わりにお祭りがあるそうで、その飾りで提灯がかかっていたみたいです。

飛騨金山「筋骨めぐり」

金山の町は「筋骨(きんこつ)」と呼ばれる細い路地がはりめぐらされています。こんなところ入って行っていいの?というくらいの細い道です。

「筋骨」は筋と骨と書くように、人間の体に例え、複雑にからみ合ったせまい道のことを言います。飛騨街道 金山宿には、建ち並ぶ民家の隙間に筋骨が張り巡らされています。現在でも集落の往来に近道として役立つ筋骨は、住民にとって欠かせない存在です。観光客にとっては慣れない土地のせまい道は入りにくいものですが、公道なので誰でも通ることができますが、迷路のようになっています。細い道の先に、昭和ののどかな風景に出会えたりします。

映画のセットを巡っているような感じで、さぁ出発です。

筋骨を通っていくと、今は営業していないお風呂屋さんがありました。昭和63年まで営業していた「旭湯」の建物が残されています。

大きな通りに面していないので、こんなところにあるの?って感じで現れます。こちらの銭湯は、中に入って見学することもできます。

脱衣場のロッカーも残されてたり、カレンダーも当時のままなら、指名手配犯のポスターも当時のまま。浴場も昔の余韻を感じます。

女風呂は入れません(笑)

水路の辺りも細い筋骨が通っています。暑い日ですが、涼しく感じます。

立体的に道が交差していたりして、住んでいる人ではないと、迷子になってしまいそうです。立体で交差していたりすると、地図を見ても、つながっているように見えてしまいます。

水が豊富な土地ならではの、共同の洗い場などもあちこちにあります。

コーヒー大福が気になる「餅倖(もちこう)」

飛騨金山駅から10分ほど歩いたところにある和菓子屋「餅倖(もちこう)」によりみち。

地元の方に「『コーヒー大福』があるよ」という情報をいただいて、よりみちしてみました。

しかしながら、まさかの売り切れ。残念でしたが、のぼりにも出てる「黒豆大福」をいただきました。疲れた体には、甘いものがいいですね。周りのお餅がふわふわした食感です。

生レモンスカッシュでリフレッシュ「喫茶カド」

「餅倖」の方にご紹介いただいた、喫茶店「カド」によりみちしました。飛騨金山駅の駅前にあります。

「生レモンスカッシュが美味しいよ」って言われたら、飲んでおかないと。レモンを生搾りして作ります。スッキ〜リ、シャキ〜ンとしました!

皆さんも、筋骨の探検に出てみてはいかが!?

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