静岡県浜松市|天竜二俣駅周辺をよりみち

静岡県の浜松市は意外に広くて7つの区に分かれています。その中で一番北にあって一番広い天竜区によりみちしました。浜松駅からは遠州鉄道で西鹿島駅まで行き、天竜浜名湖鉄道で二駅行くと、天竜二俣駅があります。この天竜二俣駅がレトロな建物で、国の登録有形文化財に登録されています。周辺にもレトロな建物があったり、可愛い外観の美術館などがあります。

西鹿島駅から天竜二俣駅の周辺をよりみちして回りました。

【よりみちレポート】静岡県浜松市|天竜二俣駅周辺をよりみち

日時:2019年6月
エリア:静岡県(浜松市)

浜松の中区、南区、天竜区によりみちしました。

よりみちスポット

西鹿島駅から二俣城跡へ

浜松から遠州鉄道の終着駅西鹿島駅へ30分ほどで到着。三角屋根が特徴の駅舎です。ここから天竜二俣駅の方面へよりみちしていきます。

天竜川にかかる重厚な鉄橋を渡っていきます。

「二俣城址」の看板を見つけて、階段を登っていきます。お城は、城下町を見渡せるように大体小高い丘の上に建てますから、階段で登っていくのは必至ですね。

階段の脇に石垣がちらほら現れてくると、最後は広場のようになっているところに一段高い石垣が組まれていました。

誰ともすれ違いませんでしたが、朝の散歩コースになりそうな感じでした。

静岡に本田宗一郎?

二俣城址から下りてきて少し北に向かうと、「本田宗一郎ものづくり伝承館」があります。本田技研工業株式会社創業者の伝承館がなぜ静岡にあるのか。それは現在の浜松市天竜区に本田氏の生家があったからだそうです。地域の偉人を称えるためにつくられた伝承館であり、地元のNPO法人が運営している。自動車メーカーのホンダとは別の組織のようです。

旧二俣町役場だった建物の中にはバイクが並んでいます。無料で入れますのでよりみちしてみてはいかがでしょうか。

マルカワの蔵「遊」って何?

本田宗一郎ものづくり伝承館をでた、道路の向かい側に「マルカワの蔵 遊 200m右側」の看板があります。googlemapで見てみても、特に検索されません。「マルカワの叉水」というところだけ共通する「マルカワ」という言葉があるので、ここに目星をつけてよりみちしてみました。

外から見ると、昔ながらの駄菓子屋さんのような感じ。どうやら、この奥の蔵を利用して、ギャラリーやワークショップの場所になっているみたいです。夕方でギャラリーの方は終わりの時間だったそうですが、中を見せていただきました。傘の展示など昔ながらの建物の中に、色々と並べられていました。

店先に戻ってくると、学校帰りの高校生たちがアイスを頬張ってました。ここでプチよりみちコンサート開催。終了後に「ようかい手々てん」発見しました。

そういえば、まだ天竜二俣駅にはよりみちしていません。この時点でもう16時30分を過ぎていましたので、駅の見どころの一つ、転車台は見れない時間になってました。またの機会によりみちします。ということで、他のところにもよりみちしてみました。

可愛い建物の「秋野不矩美術館」

本田宗一郎ものづくり伝承館を東に少し行った高台に、可愛い建物の美術館があります。「浜松市秋野不矩美術館」です。googlemapでみると、どこから登っていけばいいのか迷ってしまいますが、ちゃんと登り口には看板が出てました。「本日休館日」。この日は、展示品入れ替えのため休館日でした。もうすでに17時を越えていましたので、どちらにしても終了してました。

外観だけ拝見していこうと、坂を登っていきます。オブジェや木の椅子が並んでいます。

ちょっとメルヘンちっくな建物です。写真におさめたくなる風景でした。次回は開館していおるときにまたよりみちしたいですね。

ようやくたどり着いた天竜二俣駅

天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅は、駅舎やプラットホームがレトロな建物で、国の登録有形文化財に指定されています。駅舎の前には昔の丸いポストもあります。プラットホームの屋根が文化財指定されていますが、木で作られているんですね。味のある造りです。

そして、駅の西側には車両を回転させる転車台を見学できるようになっています。毎日13:50分〜、週末は10:50〜、13:50〜の2回見学ツアーが開催されています。ツアー料金は200円。本日はもう終わってしまいましたので、また別の機会によりみちしようと思います。

駅の構内にあるラーメン屋「ホームラン軒」も気になるお店です。

日光の氷が浜松で味わえる「Fucu cafe」

歩き疲れたので、甘いものが欲しくなりました。秋野不矩美術館へよりみちしたときに見つけたカフェ「Fucu cafe(フクカフェ)」に再び戻ってよりみちしました。

「氷」の看板が出ていたので、冷たいかき氷が食べれるかな、と思って入ってみました。なんと、こちらの氷は日光の「氷屋徳次郎」の天然氷を使用したかき氷なんだそうです。だから、お値段も少しはります!

静岡地元の三ケ日みかんを使用したシロップのかき氷をいただきました。練乳やアンコもついてきて、少しずつ掛けながら頂いていきます。お値段「1500円」!

シロップを一気にかけてしまうと氷が溶け過ぎてしまいますので、少しずつかけるのがベスト。みかんと練乳を両方かけたほうが好きかな。暑い日の氷は、ものすごく美味しく感じますね。

氷を食べ終わると温かいお茶を出していただけました。

浜松駅に戻ってシメは浜松餃子「石松」

天竜二俣駅からバスと遠州鉄道を乗り継いで、浜松まで戻ってきました。最後のシメは、浜松餃子!駅から一番近いところを検索すると、駅ナカにありました。「石松餃子」JR浜松駅店。

19時を過ぎたくらいで、帰宅の方で混んだ浜松駅。並んでるかな?と思いましたが、さほど待たずに中に入ることができました。回転がいいんでしょうね。

並んでいた後ろのサラリーマンが「静岡限定の静岡麦酒樽生って美味しいんだよ」というささやきが聞こえてきて、もう頼むしかありません。

そりゃ、美味しいですよね。暑い日に汗かいた後のビール。そして餃子。餃子はニンニクが入ってなくて、野菜が多めのさっぱり味。25個頼むと、浜松餃子の特徴の、円形に並んだ餃子で真ん中にもやしが入ってる状態で出てきます。さっぱりしているので、25個くらいはいけそうな感じです。

このJR浜松店のありがたいところは、「EX割引」があること。新幹線予約の「EXカード」を持っていると、提示で10%引きになりますので、ぜひ利用してみてくださいね。

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