石川県金沢市|モダン茶室でお菓子のコースをいただく
能登の旅の最後に金沢へ。金沢21世紀美術館などの観光を巡るのもいいですが、お菓子のフルコースをいただけるところがあります。それが辻口博啓の「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ KANAZAWA」です。能登の旅の初めによりみちした輪島温泉にも、辻口博啓さんのお店がありましたが、こちらは金沢のお店です。
普通にカフェとして利用できますが、1時間に1組のみのお菓子のコースのプランがあります。今回は、こちらの「コンセプトG(玉露)」というコースをいただいてみました。
日時:2013年9月
エリア:石川県(金沢市)
能登半島をぐるっと6日間よりみちしてまわりました。和倉温泉から、輪島、狼煙、珠洲市を巡ります。
よりみちスポット
外とは別世界のモダン茶室へ
辻口博啓の「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ KANAZAWA」は、石川県立美術館の館内にあります。普通にカフェ利用できますが、「コンセプトG」は別の扉から入る茶室でいただきます。
1時間に1組のみの利用で、一人でも利用することができます。11時の回から17時の回まで一日7組限定です。予約制なのであらかじめ予約をしていきます。
扉の奥は、モダンな茶室になっていて、黒と白とが印象的な部屋です。茶室ですが、椅子席になっています。外の風景も眺められて、一人で予約したら、この風景が独り占めできます。
お品書きもついていました。
玉露とともに味わう優雅な一時間
「和をもって世界を制す」をコンセプトに世界を魅了してきた辻口博啓が世界初の試みとして挑戦する「和」と「スイーツ」の新しい融合、それが「コンセプトG」です。最高級日本茶の代名詞ともいわれる「宇治の本玉露」と、趣向を凝らしたオリジナルスイーツをコースでいただきます。一人2430円。高いか安いかは体験してみないとわからないですね。
コースの内容は
- 小菓子
- 季節のお茶(お口ならし)
- 本玉露(一煎目)
- 本玉露(ニ煎目)
- アシェットデセール(スイーツ ニ品)
- 熱出し玉露(三煎目)
- 小菓子
- 炒り立てほうじ茶
最後に入れてもらうほうじ茶の茶葉をを自分で炒りながら待ちます。
ひとつひとつのお茶を、丁寧な説明とともにいただけます。使用済みのほうじ茶の茶葉に醤油をつけていただけたりもしました。
お茶と甘いものとともに過ごす一時間というのは、ゆったり癒しの時間でありますが、あっという間に過ぎていきます。もう一時間経ったんだという感じでした。素敵な時間は早く過ぎていくんですね。
すぐ近くにあるので、金沢21世紀美術館によりみちするのもいいですね。夜の美術館というのも素敵な風景でした。