佐賀県佐賀市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅19〜佐賀の町によりみち観光
吉野ヶ里遺跡から佐賀市に移動して、佐賀の町をよりみちしてまわりました。2018年は「肥前さが幕末維新博覧会」が町の各地で開催されていました。佐賀城などの定番の観光スポットや、工芸品「鍋島緞通」のお店などによりみちしました。
佐賀の町には、おしゃれなカフェが多い印象で、カフェをはしごしました。
日時:2018年8月〜9月
エリア:佐賀県(佐賀市)
天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。
よりみちスポット
- 佐賀駅
- 面浮立の像
- 佐賀春の像
- 肥前さが幕末維新博覧会
- しらやま名店街
- 呉服元町
- プラザ656
- 長崎街道
- 旧古賀銀行(佐賀市歴史民俗館)
- 佐嘉神社
- カノン砲
- 市村記念体育館(旧幕末維新記念館)
- こころざしのもり
- 佐賀城公園
- 佐賀城本丸御殿
- 地平アイこ
- 鯱の門
- ハートの石垣
- 鍋島緞通
- さがしもの
- LIFT COFFEEリフトコーヒー
- 03coffee
「肥前さが幕末維新博覧会」開催中の佐賀の町をよりみち観光
「吉野ヶ里歴史公園」によりみちした後、佐賀市に向かいました。JR「吉野ケ里公園駅」から「佐賀駅」まではJRで15分ほどです。
佐賀駅南口の前には、「面浮立(めんぶりゅう)」という佐賀県を代表する民俗芸能の銅像がたってます。
漫画の銀魂に出てくる「定春」とコラボしてできた、「佐賀春」の像もたってます。銀魂の力を過信して作ったそうです。名産のいちごが首のところに、みかんが耳の部分に。ムツゴロウの被り物をして・・・みかんが見えなくなりました。おにぎりをくわえて、有田焼の上に乗ってます。時には気球にも乗るそうです。
佐賀駅から南の方へよりみちして行きます。
2018年の佐賀は、「肥前さが幕末維新博覧会」が町のあちこちで開催されていました。街中ではいたるところに銅像がたってます。鹿児島の町も銅像多かったで助けど、こちらもたくさんありました。
佐賀駅から南に15分ほど歩いたところに、「しらやま名店街」というアーケード街があります。佐賀城の外堀や県庁が面する国道交差点までの中間あたりにあるアーケード商店街です。近くには佐賀唯一のデパートである、佐賀玉屋や銀行などがあります。
味のある横道もあります。
ちょっとおしゃれな雰囲気がしてきました。この辺りの住所は「呉服元町」というそうで、名前からしておしゃれですね。新しいカフェやアパレルショップなどがありました。
呉服元町にある、イベント広場「プラザ656」。名前の「656」といえば・・・「ムツゴロウ」ですよね。「ムツゴロウ広場」と言われています。
小さな商店もいっぱい並んでいるこの辺りは、「長崎街道」です。
今回の「天草・佐賀・対馬のよりみち旅」で初日に行った鳥栖市にも、長崎街道がありました。長崎までの往来の重要拠点になっているわけです。
【参考記事:】
長崎街道沿いを東へ行ってみると、向こうのほうが少し賑わってます。
「肥前さが幕末維新博覧会」の会場になっていました。旧古賀銀行(佐賀市歴史民俗館)。この日はちょうど休日だったので、家族連れがたくさん。普段は無料で中を見学できますが、今回は「肥前さが幕末維新博覧会」開催中ということで、博覧会のチケットが必要でした。
「古賀銀行」は、明治18年に両替商の古賀善平が設立した銀行です。現存する建物は1906(明治39)年に新築され、1916(大正5)年に西側へ大きく増築されたものです。
館内にあるカフェ「Restaurant&cafe 浪漫座」大正ロマンを感じられる人気スポットです。グランドピアノも置いてあって、ピアノ発表会にも利用されていたりするそうです。
「プラザ656」のあたりから南の方へ行くと、「佐賀神社」・・・ではなく「佐嘉神社」があります。幕末の名君、佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社です。
藩主直正は、国内初の反射炉、大砲カノン砲、アームストロング砲などを作り、近代日本の幕開けに貢献した人物です。その功績を称えてなのか、「佐嘉神社」にカノン砲が設置されていました。
「市村記念体育館(旧幕末維新記念館)」も博覧会の会場になっていました。見た目が冠のように、凸凹と尖った部分が突き出ている独特なフォルムです。太陽に照らされて、陰影が面白いデザインです。
ここにもカノン砲が設置してあります。お好きですねぇ。
「市村記念体育館(旧幕末維新記念館)」のある「こころざしのもり」に溢れる木漏れ日。そして、独特な遊具。何をして遊ぼうか、想像力をかき立てられます。
「佐賀城」でハートの石を探す
佐賀駅からまっすぐ南に30分ほど歩くと、「佐賀城公園」があります。「市村記念体育館(旧幕末維新記念館)」からだと南に5分ほどです。こちらは、天守閣はありませんが、本丸御殿の再現されたものがあります。
佐賀城の復元された「本丸御殿」。入場は無料ですが、協力金の募金を募っています。入り口ではロボットの受付嬢、「地平アイこ」さんがお出迎え。
45メートルも続く畳敷きの長い廊下や、320畳の大広間があります。中はかなり広いつくりになってます。
佐賀城の鯱の門。門の左のあたりに人が何かを探しています。聞いてみると、石垣の石の中に、ハートの形があるんだとか。
確かに、ハートっぽい形をした石がありました。
そのほかにも、鯱の門の金具のところと、石垣の横の草木がハートの形になっているそうです。見つけるといいことあるのかな?!
「鍋島緞通」で音符の織物
「旧古賀銀行(佐賀市歴史民俗館)」の向かい側にあるのが、鍋島緞通(なべしまだんつう)という織物の会社「株式会社 織ものがたり」です。
「鍋島緞通」誕生したのは、今から300有余年前、江戸元禄年間(1688年~1704年)のことで、中央アジアからトルコ、中国などを経由しこの佐賀の地に技術が伝わったといわれています。
鍋島緞通の特徴は、素材の木綿にあります。鍋島藩が上質な綿を生産していた歴史的要素もありますが、ペルシャ絨毯の絹、中国の羊毛などと比べて肌触りが良く、高温多湿の気候に最適な末永く使える絨毯として人々に愛用されています。
「旧牛島家」と「旧森永家」の建物の奥へと進んでいくと「さがしもの」という佐賀の工芸品がそろうお店があります。こちらで「鍋島緞通」の織物も購入することができます。
ここ→【通販サイト】で「鍋島緞通」を購入することもできますが、ちょっとびっくりする価格です。のぞいて確認してみてくださいね。
こちらで一目惚れして購入しました。音符の緞通。結構お高いです。絨毯からすると、まだ手が届くかなというくらいの値段でした。もっと気軽に購入できる小さなキーホルダーみたいなものもあります。おみやげにいかがでしょうか
この音符の「鍋島緞通」はピアノ教室の玄関に飾ってありますので、レッスンに来る際はチェックしてみてくださいね。
光るロゴで写真を撮るカフェ「リフトコーヒー」
おしゃれなお店が多く建ち並んでいた「呉服元町」に、カフェも多くあります。
そんな中ふと気になったカフェ「LIFT COFFEEリフトコーヒー」で珈琲時間。
外にテラス席があったり、奥に小部屋があったり、いろんな秘密がありそうなカフェです。
店内の「LIFT」の文字が光っていて、みなさんこの光るロゴとともに写真を撮っていました。インスタに載せるんでしょうね。
人気店「03coffee」
佐賀の町を歩いていて思ったのは、結構カフェが多くあるなという印象です。
冷たい飲み物を求めて、佐賀城近くの「03coffee」へよりみち。とっても人気店らしく、週末のこの日は入店待ちで並んでいました。
ホットコーヒー・・・も飲みたかったけど、アイスで体を冷やしました。アイスコーヒーやスイーツなどにソフトクリームをトッピングすることができます。アイスカフェラテにソフトクリームをトッピングしました。ほっとする味です。疲れた体が、癒されました。
他にも、パンケーキが人気のようでした。
いいカフェがあると、たくさんよりみちしてみたくなりますね。
佐賀から唐津に移動して一泊し、翌日呼子に向かいます。