滋賀県彦根市|彦根の街へよりみち観光

滋賀県彦根市は、琵琶湖の東側にあります。彦根城が有名ですが、彦根の街をよりみちして回ってみました。商店街がたくさんあったり、変わったよりみちスポットなどもあったりします。

【よりみちレポート】滋賀県彦根市|彦根の街へよりみち観光

日時:2016年3月
エリア:滋賀県(彦根市)

滋賀県彦根市周辺をよりみち。彦根城や多賀大社、琵琶湖に浮かぶ竹生島を巡りました。

よりみちスポット

彦根の商店街によりみち

彦根には、11の商店街があります。彦根駅から南西の方に行ったところにある「登り町グリーン通り商店街」。

「登り町」の町名は、江戸時代に「幟(のぼり)」を担当する武士たちが住んでいた地域である事に由来しています。その後、「河原町甲」、「錦町」と町名は変わっていきましたが、昔ながらの呼び名を商店街の名称につけ、城下町の歴史を今に伝えています。

色合いに統一感がある商店街でした。

「花しょうぶ通り商店街」。歴史のある黒い建物がならんでます。

久左の辻から東へ延びる通りにて、彦根市の花にちなんだ「花しょうぶ通り商店街」の名称で、「ふるあたらしいまちづくり」をコンセプトに常に斬新な商店街づくりに取り組んでいる商店街です。

通りの名前にちなんだ「アートフェスタ勝負市」なども開催されています。

井伊家の家紋が入った傘を被って写真を撮れたりしました。

芹川沿いの堤防を歩くと、堤防からは細いみちが多くありました。

芹川から少し彦根城の方に入ると、夜の飲食店街が多くありました。

芹川近くにある「リバーサイド橋本通り」。江戸時代、彦根城の築城が終えられて城下町の整備が始まると、その一環として芹川の河川改修工事が行われました。その時、架けられた橋のたもとに作られたのが橋本商店街で、彦根で一番古い商店街です。

長い歴史のある「銀座商店街」。銀座商店街の歴史は古く、石田三成の佐和山城を彦根山に移築し、現在の城下町がつくられた頃に商店街の原型となる川原町・土橋町が作られたといわれています。両町が昭和26年に合併し現在の銀座町となりました。

新しく作られた「四番町スクエア」。四番町というのは、明治12年〜昭和44年の町名・大字名です。江戸時代から続く「白壁町・内大工町・寺町」が合併してできた街で、かつては第一公設市場が置かれ、「彦根の台所」と呼ばれて、地元の人々に親しまれてきました。


平成17年に以前の市場商店街を中心とした周辺エリアで新しく「四番町スクエア」として生まれ変わりました。街並みのコンセプトは「大正ロマン漂うまち」。イメージカラーはオレンジで、モダンな外観で統一された建物と、広場に設置されたガス燈、ところどころに置かれた「巡ると願いが叶う六童子」のモニュメントなど、新しくてどこか懐かしい出会いのある街です。おしゃれな飲食店も多くあります。

彦根城のお堀にかかる京橋からすぐにあるのが「夢京橋キャッスルロード」。白壁と黒格子の町屋風に統一された街並みは江戸時代の城下町をイメージしています。和菓子屋、洋菓子屋、地元ならではの商品を扱うお店が軒を並べ、古き時代と新しい時代の薫り漂います。食べ歩きをするのにもいいです。彦根城から続く商店街なので、観光客の方が多くいました。

「彦根ご城下巡回バス」が彦根の街を走っています。ボンネットバスでの運行は2017年で終了したようです。現在は新しいご城下巡回バスが運行しています。

紹介できなかった商店街は他に「彦根駅前商栄会」「佐和町商店街」「おいでやす京町」「京町商店街」「中央商店街」があります。それぞれ特徴があるので、よりみちしてみてはいかがでしょうか。

滋賀大学の漕艇部練習場

彦根城の北側にある「黒門」をでると、結構広い公園「金亀公園」があります。

川ぞいに細い路地があります。木々の向こうには、グランドがあります。こちらは、滋賀大学のグランドです。

川では、ボート部が練習をしていました。あまり流れのない川なので、ボートの練習には適した場所なんですね。

彦根駅東口からの街の風景

彦根駅東口。東口は小高い山があり、住宅地や、イオンなどのショッピングモールや、大型店舗が並びます。新しく整備された街といった印象です。

こちらにもお城が。西洋風のお城です。マリアージュ彦根という結婚式場でした。

東口から南の方へ行くと、広い空き地があります。これからどんどん新しい建物が建ちそうな感じの場所です。

仏像が立ち並ぶ「天寧寺」の「五百羅漢像」

彦根駅東口から南東の方へ15分ほど歩いたところにある、「天寧寺」へよりみち。

城下町を一望できる丘の上にある曹洞宗の寺。秋になると萩の花が咲き、別名萩の寺ともいいます。この時期は、一本しだれ桜が綺麗に咲いていました。

井伊直中(なおなか)が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。その後相手が自分の息子とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれます。本堂は簡素な造りですが、建立当時の特徴がよく表われています。

このお寺で有名なのが「五百羅漢」です。

京都の名工駒井朝運(こまいちょううん)に刻ませた木造五百羅漢(ごひゃくらかん)は、「亡き親、子供、いとしい人に会いたくば、五百羅漢にこもれ」と云われるほど、必ず自分の探し求める人の顔があるといいます。

自分に似た羅漢像を探してみるのもいいですね。

B級観光スポット「佐和山遊園」

ここにもお城が?!彦根駅東口から北東の方へ10分ほど歩いていくと、トンネルの前に城らしきものが見えてきます。B級観光スポットとして有名(?)らしい佐和山美術館(佐和山遊園跡)です。

お城の他にも、五重塔やら金閣寺やらサモトラノニケやら・・・ありとあらゆるものがてんこもり。世界観が大渋滞しています。なんでも、個人の方が道楽で作ってしまったんだとか。

残念ながら、2016年現在は園内立ち入り禁止になってました。外からのみの鑑賞でした。

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