愛媛県松山市|愛媛よりみち2〜渡し船「三津の渡し」と、ドラマのロケ地「梅津寺」
愛媛県今治市によりみちした後、愛媛県の県庁所在地の松山市によりみちしました。松山からは伊予鉄郊外線に乗って、松山の西側にある海岸沿いによりみち。古い町並みが残る三津浜の街では渡し船があります。その先の梅津寺の駅は、テレビドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地になった名残がありました。
日時:2016年4月
エリア:愛媛県(松山市)
愛媛県に初よりみち。今治市から始まって、松山市、海岸沿いを行くJR愛ある伊予灘線によりみちしました。
よりみちスポット
今治駅から松山駅を経由して三津駅へ
今治駅から松山駅までは特急で40分、普通で1時間10分ほどの乗車です。松山の駅は、JRの「松山駅」と伊予鉄道の「松山市駅」があり、結構離れていますので注意してくださいね。
ちなみに、道後温泉も、駅からはかなり離れています。歩くと1時間くらいかかるので、伊予鉄道を利用したほうがいいです。
松山駅から歩いて5分ほどのところにある、伊予鉄道の大手町駅から高浜線に乗って、西の海岸方面へ向かいます。
10分ほどの乗車で三津駅に到着。
三津駅は、2009年に建替られました。前の駅舎は木の風合いを残した趣ある建物だったため、できる限りその雰囲気を残したデザインにしたそうです。
三津浜商店街の古い町並み
三津駅から西の方へ三津浜商店街があります。現在はパラパラと商店が並ぶくらいですが、昔は相当賑わっていたようです。最近は、古い建物を生かしてリノベーションした新しいお店やカフェなどもできているようです。
通りごとに木製の案内板が設置されているので、読んでみて街の様子を知るのもいいですね。
三津浜の古い町並みが今も残ります。江戸時代から続く古民家の町並みや史跡など、歴史にふれられる散策を楽しめます。「河野家」。文政11(1828)年建築の建物といわれています。
「ミツハマル」という建物がありました。「三津」に「ハマル」から来ていて、古民家再生プロジェクトなんだそうです。ですから、最近古民家をリノベーションしたお店が増えてきているんですね。次行くときは全然違う風景になっているかもしれませんね。
よい子が育つよいおもちゃ 白石玩具店。味のある看板です。
三津浜のご当地グルメ「三津浜焼き」
三津浜商店街の入り口あたりにある、「みよし駅前店」。ご当地グルメ「三津浜焼き」で有名なお店です。60年以上の歴史を持つ松山市の三津浜オリジナルのお好み焼き「三津浜焼き」。お好み焼きの生地にうどんやそばの麺が入る、広島風お好み焼きがベースですが、港町ならではの「さばの粉」と「ちくわ」でダシが出て深みのある味に、牛脂でより深いコクが出ます。ちょっと辛めのソースと甘味のあるすじ肉の牛脂が、このお店の特徴です。
テイクアウトしたんですが、あけてびっくり!ぎっしり・・・というかずっしり!中に入れる麺はうどんかそばを選べます。580円でこのボリュームは嬉しいですね。
テイクアウトだから半分に折りたたんであるのかと思いましたが、普通に折りたたんで出されるのも、三津浜焼きの特徴なんだそうです。
無料で乗れる「三津の渡し」
三津駅のあたりから港が広がっていて、向こう岸に行くには、一度三津駅まで戻ってぐるっと回ることになります。ですが、ここには渡し船が運行しています。
渡船の船は、小型船ですが、自転車も載せて渡ることができます。しかもこの「三津の渡し」は無料で向こう岸に渡してくれます。
ほんの数分の乗船ですが、歩いて向こう岸まで行こうと思うと20分もかかるので、ありがたいですね。伊予鉄道の港山駅付近まで渡してくれます。
ドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地「梅津寺駅」
「港山駅」からもう一駅歩いて「梅津寺(ばいしんじ)駅」によりみち。
駅の向こうはすぐ砂浜と海です。
梅津寺駅はドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地だったそうです。1991年の放送。もう何十年も昔のことなんですね。駅のホームの柵には赤い看板が掲げられ、ロケ地となった場所を示しています。最終話のとても重要なシーンでの登場でした。この柵に別れを告げるハンカチがくくりつけられていたシーンはとても印象的でした。
今も、同じようにハンカチがくくりつけられています。ドラマ聖地巡礼によりみちしてみてはいかがでしょうか。
梅津寺海岸の浜辺に降りてみます。
結構綺麗な砂浜が続いています。夏には海の家も出るみたいです。
海に向かってたつ電柱ってどことなく哀愁がありますね。波が穏やかなので、時間を忘れて海を眺めているのもいいですね。