北海道別海町|北海道よりみち旅2017夏6〜尾岱沼に宿泊してトドワラへ

尾岱沼で一泊して、翌日は船でトドワラへ・・・という予定でしたが生憎の雨。なんとか朝方に雨が止んでくれて、トドワラへ行くことができました。トドワラに滞在している2時間だけ雨がちょうど止んでくれました。

前年に北海道で台風被害が大きく、こちらのトドワラも被害があったそうです。ですから、以前の風景とは少し変わってしまったようですが、殺伐とした風景の独特な雰囲気は残っていると思います。

【よりみちレポート】北海道別海町|北海道よりみち旅2017夏6〜尾岱沼に宿泊してトドワラへ

日時:2017年8月〜9月
エリア:北海道(野付郡別海町)

北海道の最東端「納沙布岬」と最北端「宗谷岬」をめざして11日間のよりみち旅。

よりみちスポット

尾岱沼の「楠旅館」に宿泊

尾岱沼では【楠旅館】へ宿泊しました。「尾岱沼」バス停から歩いて3分ほどのところです。到着する頃にはもうあたりは真っ暗です。

こちらの宿に決めたのは、

・夜少し遅くなるけど、夕食をお願いできた
・夕食で、尾岱沼特産の北海シマエビをいただける
・トドワラへの観光船の割引券がもらえる
・温泉

夕食の時間が決まってましたが、その時間には間に合わなさそうでした。事前に連絡したら、対応していただきまして、遅らせていただけました。ありがとうございました。

温泉は内風呂のみですが、アルカリ性の塩化物泉で、源泉掛け流し。あったまります。

きれいに並べられたエビがご当地グルメの「北海シマエビ」です。殻も柔らかくて、そのまま食べられそうです。鮮やかな色のエビの他にも、いろんな海の幸が小鉢で並びます。ホヤやナマコもあります。他にもホタテ焼きなどまだまだ出て来て、海の幸でお腹いっぱいです。

夜はこんなに穏やかな海。明日まで天気もって欲しいなぁと思いつつ就寝。

翌朝は見事に雨。朝食をいただいているときは、朝食会場まで雨音が聞こえるザーザーぶりでした。

朝ごはんも小鉢がたくさん並びます。いくらも並んでいました。

雨天でも、船は動いてくれますが、荒天だと欠航になるということで、旅館のおかみさんが、船頭さんとやりとりしていただけました。

結果は・・・運行決定!やった〜!

と思いつつ外に出てみると、なんと雨が止んでいます。なんてラッキーなんでしょう。宿から歩いて3分ほどのところにある、別海町観光船乗り場へ向かいました。

トドワラへの観光船でアザラシに遭遇

運行決定。ただし、一便のみ。なぜなら・・・予約がないから(wow)

どんなに混むかと思ってましたが、お盆を過ぎると、途端に観光の方が減るんだそうです。しかも雨予報もあるため、一便のみの運行。元々は第一便で向こうに渡って、ゆっくりトドワラをよりみちして回って、第二便の船で戻ってこようと予定していました。そうすると、3時間以上滞在できます。

しかし、第一便で行って第一便で帰ってくると・・・滞在時間50分!

ここで助け舟が。今日はたまたま臨時便が出るので、それに乗せていただけることに。まさに助け舟です!

これで、滞在時間が1時間ほど延長されて、ちょっとホッとしました。

ちなみに、往復だと2480円。便を変更して乗ると片道1990円です。割引券で2割くらい安くしてもらえました。なおありがたや!

【別海町観光船】

この日の第一便の乗客は5人。パワードリーム号は定員92名です。

振り返ってみると暗黒の雲が標津の街を覆ってました。そんな中トドワラに向けて出航です。

トドワラの方面は比較的白い雲です。なんとか雨はもってくれそうな雰囲気です。

トドワラまでの航路の途中で、観光船が止まりました。
「外を見てください」
言われて乗客の皆さんは外に出ます。

「ゴマフアザラシがたくさんいますよ!」

10頭近くいました。

「今日はいっぱいいてラッキーですね」

可愛い!!!優雅に泳いでました。結構な確率でアザラシにも出会えるみたいです。帰りの船でも見られました。

トドワラの風景

30分ほどの乗船で、野付半島のトドワラへ。オレンジの☆印のところです。

地図のススキみたいなところの風景です。

殺伐とした風景が広がっています。海の水がひたひたになってます。ほとんど波がなくて、まるで大きな水たまりみたいな感じです。

橋がずっと向こうへ続いています。ここから「野付半島ネイチャーセンター」までトドワラを歩いていけます。2.5kmほどの道のりです。第一便で往復しようとすると、この橋を渡ったあたりの風景を見て戻ってくる感じになります。

「野付半島ネイチャーセンター」まで行こうと思うと、やはり第一便でいって、第二便で帰ってくるというように、往復で違う便を利用するしかありません。

橋が新しいのに気づきましたか?最近整備されたらしいのです。この辺りも、2016年の台風の被害があったそうで、橋なども流されてしまったんだとか。北海道各地で爪痕を残してたんですね。

「何もない」がある風景。去年の台風までは、奥に見える立ち枯れた木々が、このあたり一面にあったんだとか。台風で流されてしまったそうです。前の風景も見てみたかったです。

「野付半島ネイチャーセンター」までの道のりは、草をかき分けて進むような道が1.5kmほど続きます。一面草原が広がっています。2つ並行して道があります。一本は人が通る道で、もう一本は観光トラクターが通る道です。「野付半島ネイチャーセンター」から乗ることができます。

野付半島の碑。皆さんここで写真を撮っていきます。

野付半島ネイチャーセンター。【HP】

お盆の時期だと、ここまで路線バスも走ってくれます。レストランもあり、ゆっくりすることもできますが、今回は時間がありません。

ここは野付半島は別海町。別海町といえば酪農の街。そりゃあ、ソフトクリームが美味しいに決まってます。ソフトクリームくらい食べていこうか・・・

ソフトクリーム・・・機械清掃中

そりゃ、まだ朝10時前ですからやってませんよね。残念!

この道のはるか先に野付半島の灯台があります。元々の予定では、この道の先にある灯台まで行こうと思ってましたが、ここでタイムアップ。今回は断念しました。

何せ、今来た道を戻らないといけないですからね。タイムリミットは残り30分。2.5キロの道のり。汗だくで帰りました(笑)

そういえば、雨降られませんでした!

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