沖縄県本部町|沖縄本島よりみち旅3〜「美ら海水族館」の朝と昼と夜の風景

沖縄で有名な観光スポットというと「美ら海水族館」を思い浮かべることも多いと思います。有名なだけあって、普段は混み合います。では、開園直後の朝の時間帯や、閉園近くの夜の時間帯の混み具合はどのくらいなのか気になります。

せっかく「美ら海水族館」の近くのホテル「ホテルゆがふいんBISE」に宿泊したので、その利点を生かし、朝の開園直後の「美ら海水族館」と、昼間の普段の「美ら海水族館」と、期間限定で夜に開催されていた「美ら海ナイトアクアリウム」の「美ら海水族館」の3つの異なる時間帯によりみちしてみました。

「美ら海水族館」へのよりみちの参考にしていただければと思います。

【よりみちレポート】沖縄県本部町|沖縄本島よりみち旅3〜「美ら海水族館」の朝と昼と夜の風景

日時:2020年1月〜2月
エリア:沖縄県(国頭村本部町)

沖縄本島に初よりみち。主に北部の名護市、本部町、今帰仁村、国頭村をめぐり、那覇市に戻りました。

よりみちスポット

「美ら海水族館」に2回以上行くなら年間パスポートがお得

「美ら海水族館」のチケットは、窓口で購入すると1880円します。もっとお得な格安チケットがないかなと、探される方も多いと思います。いくつかお得なチケットが用意されています。

一つは16時以降にのみ入館できる「4時からチケット」。窓口で1310円で購入できます。

そして、沖縄県内のコンビニエンスストアのローソンチケットや、道の駅などで事前購入する方法があります。事前購入で1690円になります。

2回以上「美ら海水族館」に訪れる予定があるならば、断然「年間パスポート」を作る方法がお得です。正規料金の2回分で1年間「美ら海水族館」に入り放題です。ちなみに、通常のチケットでも、出場するときに、再入場スタンプを押してもらえば、当日中は再入場ができます。

作り方は簡単。「美ら海水族館」の建物に入ってチケット売り場の右側にある「年間パスポート受付カウンター」で「年間パスポート購入」の旨を告げると、申込書に記載する名前などの必要事項を書きます。
記入した申込書を持って、窓口券売所で料金を支払います。クレジットカードなども使えます。
奥のスペースに行って、写真を撮ります。
その写真がプリントされたカードをいただいて、年間パスポート作成終了です。申込書を書いてから10分くらいで作り終えました。これで水族館に入り放題です。

「美ら海水族館」に入館する際は、普通のチケット用の自動改札機ではなく、改札機の左側にある受付スタッフの方に年間パスポートを提示して、読み取ってもらって入館します。

その他にも特典があります。

海洋博公園の中にあるお土産屋や飲食店でのお買い物で、割引になります。そして、園内を巡回する「電気遊覧車」が乗り放題になります。しかも、自分ともう1人の同行者、合計2人まで「電気遊覧車」に無料で乗れます。

今回は、2日間水族館に入場したのと、飲食やお土産物購入、遊覧車も2日乗ったので、もうこれだけで元は取れました。

昼間の普段の「美ら海水族館」の風景

まずは普段よく訪れるであろう、昼間の時間帯に「美ら海水族館」へよりみちした時の風景をご紹介します。訪れた時期は1月2月の観光オフシーズンで、時間はお昼時をすぎた14時前後です。観光バスで「美ら海水族館」を訪れるときは、10時〜15時頃の間に滞在することが多いです。

「海洋博公園」の中央ゲートから「美ら海水族館」に向かいます。観光バスなどで訪れる場合はこちらの中央ゲートから入ることが多いです。門の上にはシーサーが見守っています。

真正面に尖った山が印象的な伊江島が見えています。

中央ゲートをくぐると真っ直ぐ伸びていく階段の道があります。人はちらほら、団体で行動される方もみえます。

毎年1月下旬から2月下旬にかけては、「美ら海花まつり」が開催中で、この期間には、階段が噴水広場まで花々で美しく飾られます。

さながら、花の絨毯と行った感じです。めんそーれ!

花で飾られた「花タコ」やジンベイザメもいます。

中央ゲートに入り階段を降りてすぐ右側に「総合案内所(ハイサイプラザ)」その正面に「噴水広場」があります。ハイサイプラザ館内には公園パンフレットを配布しているほか、おみやげショップ「やんばるの杜」や、軽食がとれる「カフェティーダ」などがあります。

「美ら海水族館」までの道のりにも楽しみがあります。あたりを見渡してみると、至る所に「ジンベイザメ」などのマークが隠れていたりします。探しながら行くのもいいですね。

「美ら海水族館」を訪れると、みなさんだいたいこの場所で記念写真を撮っていきます。ジンベイザメのモニュメントと、「沖縄美ら海水族館」と書かれた壁のところです。

特にこの「沖縄美ら海水族館」と書かれた壁のところは、次々と人がやってきて、途切れることがありません。大体の方が、順番を守って、譲り合って写真を撮っていました。

記念写真を撮り終えると、エスカレーターで降りて行ったところに「美ら海水族館」の入り口があります。オフシーズンですが、この辺りも人が途切れることはありません。

「美ら海水族館」に入ってすぐのあたりにある「サンゴの海」の大きな水槽です。人だかりができていますが、何重にも重なるという感じではないので、少し待っていれば、水槽の前まで行くことができます。

「美ら海水族館」の中で一番有名な「ジンベイザメ」のいる大きな水槽、「黒潮の海」はもっと先にあります。

「黒潮の海」の巨大水槽まで行こうとすると、入り口から歩くと3分ほどかかります。さすがに、ここは人だかりができていて、何重にも人が列を成しています。

昼間だと、人を入れずに写真を撮ろうと思うと、最前列まで行って、水槽に近いところから撮るという感じになります。昼間は人がいなくなる時間というのは、まずないです。外でみられるイルカショー「オキちゃん劇場」の始まるの時間でも、この場所はいっぱい人がいます。

外へ出て、「オキちゃん劇場」の方へいきます。「美ら海水族館」の入り口からさらにエスカレーターを下りた行ったあたりです。この写真の向かって右(南)の方へ向かいます。

5分ほど歩くと「オキちゃん劇場」始まる30分くらい前から人が集まり出します。

「オキちゃん劇場」のイルカショーが始まるときには、この人だかりです。端っこにまだ少し座るところがあるかな、というくらい混みます。観光シーズンだと、もっと多いということですね。

朝の「美ら海水族館」

朝の「美ら海水族館」へ。「美ら海水族館」の開園時間は8時30分ですが、その30分前の8時に「海洋博公園」が入れるようになります。

8時10分頃にジンベイザメのモニュメントのところに来ましたが、まだどなたもいませんでした。

雲の切れ目から朝日がさしてきました。この時間だと、写真撮り放題です。

8時30分の開園までまだ時間があるので、エスカレーターしたの花ジンベイザメにもよりみち。スタッフの方が掃除をされているくらいしかいませんでした。

開園時間に改札機前に並んだのは結局10人ほどでした。年間パスポートを持っているウーーノは、別ラインに並びます。

とりあえず先に「黒潮の海」まで直行します。はじめの10分ほどは、この巨大水槽を独り占めできました。

朝開園と同時に来られる特権は、この水槽を独り占めできることですね。短い時間でしたが、なかなか贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

「黒潮の海」を堪能した後は、入り口まで戻って他の水槽をゆっくり見ていきます。観光バスが来始める10時くらいまではのんびりと楽しむことができます。

「美ら海水族館」の近くに宿泊したら、ぜひ早い時間の水族館を味わってくださいね。

夜の「美ら海水族館」

「美ら海水族館」は、通常期(10月~2月)の営業時間は夜18時30分までなのですが、1月から2月にかけて期間限定で「美ら海ナイトアクアリウム」開催中でした。

ちなみに、夏期(3月~9月)は20時まで営業しています。普通に夜も開いているじゃないか・・・と思われるかもしれませんが、この「美ら海ナイトアクアリウム」は、夏期の夜とは違う点があります。それは、18時以降、普段とは鑑賞の仕方がガラッと変わるんです。訪れる人が少なくなる、この時期だからこその楽しみ方が、できるようになっていました。

「美ら海水族館」までの道のりは、「美ら海ナイトアクアリウム」用にイルミネーションでライトアップされていました。人はちらほら歩いているくらいです。カップルが多い感じです。

ジンベイザメのモニュメントは7色に変化しながら照らされています。

「沖縄美ら海水族館」の壁のところもイルミネーションで装飾されていました。

至る所がライトアップされています。下から見上げる、花ジンベイザメ越しの美ら海水族館の風景も、なかなか素敵でした。

1つの水槽に1組いるかいないかくらいの人しかいません。

「美ら海ナイトアクアリウム」では普段とは違った鑑賞の仕方ができるということでしたが、この「黒潮の海」がその一つです。

水槽の前には、コタツや、ビーズクッションが置かれています。水槽前に夜限定の特等席が用意され、腰を下ろして観覧することも可能なんです。

この「黒潮の海」の水槽の前にだけ、人がたくさん集まっていました。「美ら海ナイトアクアリウム」のウリが、寝っ転がってジンベイザメを眺めることができるということでしたので、ここにみんな集まるのは必須です。

「黒潮の海」の楽しみ方がもう一つあります。

「黒潮の海」の横に併設されているカフェレストラン「オーシャンブルー」で、食事や飲み物をいただきながら、ジンベイザメを眺めることができます。

昼間に来ると、ほぼ満席で、待ちの列ができるくらい人気のカフェです。それが、ほぼ人がいない、なかなかない光景です。

水槽際の席は、昼間だと予約席になるのですが、この時間帯だと、空いていれば座れます。というより、ほぼ空いています。

「美ら海ナイトアクアリウム」限定の、シャークナゲットカレーライスと、ジンベイザメのラテアートが入ったカプチーノ。サメを見ながらサメをいただく。微妙な空気が流れますが、それは置いておきましょう。サメって、はんぺんみたいな感じの食感なんですよね。白身でふわふわした感じです。

冬のこの時期に来られる特権という感じで、優雅に「美ら海水族館」を堪能できました。

オキちゃんショップの「オーシャンバーガー」

「美ら海水族館」には、いくつか飲食店があります。「美ら海水族館」の中にある「カフェ オーシャンブルー」や、建物の4階にあるレストラン「イノー」。その他、総合案内所(ハイサイプラザ)のあたりにも飲食店があります。

手軽に食べるのにおすすめなのが、「オキちゃん劇場」の近くにある「オキちゃんショップ・オキちゃんパーラー」です。

テイクアウトメニューもあって、「オキちゃんパーラー」で個数限定販売されていた「オーシャンバーガー」をいただきました。600円。「美ら島キッチン」という名護に店舗がある飲食店のもので、イベントなどの移動販売車で購入できたりもするそうです。

「オキちゃんパーラー」で「美ら海水族館」の年間パスポートを提示すると、5%引きになって、ちょっとだけお得です。

この「オーシャンバーガー」は、てりやきハンバーグにラタトゥイユソースがかかっています。コレがなかなか美味しくて、食べ応えがありました。バンズもゴマが効いていて、香ばしさが食欲をそそりました。

美ら海ゴールドパインプレミアムソフトなど、他にも気になるテイクアウトメニューがありました。

ジンベイザメのパスケース

「美ら海水族館」ではジンベイザメをたくさん見たので、ジンベイザメの何かしらが欲しくなりました。Tシャツなどもありましたが、すぐ使えそうな「ジンベイザメパスケース」を購入しました。ちょっとした小銭入れの部分と、裏には定期券などのカードを入れることができます。「美ら海水族館」の年間パスポートを入れて、早速使いました。

売店で「美ら海水族館」の年間パスポートを提示すると、ここも5%引きになって、ちょっとだけお得です。

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