群馬県みなかみ町|日本一のモグラ駅「土合駅」
群馬県と新潟県の境目くらいにある通称「日本一のモグラ駅」と言われる土合駅によりみちしました。鉄道ファンの間では有名な駅で、改札口から列車の乗り場まで10分もかかる駅です。
日時:2017年5月
エリア:群馬県(利根郡みなかみ町)
群馬県の土合駅から谷川岳へ行き、帰りは湯檜曽温泉によりみちして水上駅まで行きました。
よりみちスポット
高崎駅から土合駅へ
前日高崎に宿泊して、高崎駅から土合駅に向かいます。
「土合駅」というのが、「日本一のモグラ駅」と言われている駅で、改札口から階段をずーっと下っていくとようやくプラットホームがある地下奥底に到着します。
まずは「高崎駅」から上越線で途中、「水上駅」へ。1時間ちょっとの列車旅。
水上駅に近づくと車両独り占めです。こういうところは、青春18きっぷが使える時期は混むんですよね。
水上駅にて乗り換え。駅の廊下はレトロな雰囲気です。旅情を感じます(笑)
上越線の長岡行きに乗り換え。もうすぐそこは新潟県です。目指す「土合駅」は「水上駅」から2駅です。
なんだかとっても新しい感じがする列車です。水上までの列車より綺麗に感じます。
「日本一のモグラ駅」の「土合駅」の風景
水上駅から10分ほどで目的地、「土合駅」に到着。ほとんどトンネルの中を走っていました。「土合駅」はトンネルの中にプラットホームがあります。前の「湯檜曽駅」もトンネルの中にある駅でした。
列車を降りたのは僕だけでした。
さようなら〜
ちなみに次の列車は4時間後です。この路線は、1日5本しかありません。
列車が行って、静けさに包まれます。
この駅で下りたのはウーーノだけでしたが、写真を撮りにだけ来ていた人がいました。車で乗り付けて、観光スポットのように、写真だけ撮りに来られる方もみえます。その方たちもいなくなって、本当に、静まりかえります。
シーーーンという文字が目に見えます。
昔から行ってみたかったところだったので、来ることができて感激。
この土合駅が「日本一のモグラ駅」と呼ばれる所以はこれ。はるか彼方にこの駅の出口があります。ほのかに外の光が見えます。
はるかかなたに見える光の先に、土合駅の改札があります。その前に、この階段を登っていかなければなりません。エレベーターやエスカレーターなんていう文明の力はありません。
ご丁寧に、階段の段数を数えてくれます。
200段きました。だいたいこれで半分くらいです。全部で486段あります。だいたい10分くらいかかります。
階段の脇にエスカレーターを設置できそうなスペースがありますが、ここを水が流れていきます。トンネルに染み出した水を流してあるのでしょうか。
後もう少しの400段まできました。さっきまでいたプラットフォームが霞んで見えるようになりました。
階段を上るとそこは・・・廃墟?と言わんばかりの風景。
ガラスの向こうを見ると、そこは秘境です!
綺麗な川の流れの風景が広がっています。
あと24段。「がんばって下さい」って書いてあります。
こちらの風景が、【ウノゾーン通信2017年7月8月号】の表紙の「ここどこ?」写真でした。
窓から差し込む光が幻想的です。
出口まであと少しです。
ようやく改札を出ました。駅員さんはいません。
ちなみに、このモグラ駅は下り方面のプラットホームが先ほどの地下のところ。
上り方面はすぐのところにあります(笑)ほんとにすぐです。なぜこんなに落差が出来ちゃったんでしょうね。
「土合駅」の外観。山小屋という感じもしますし、「山」という文字の形にも似てます。五月ですけど、向こうの山は雪化粧です。
駅には「ようこそ日本一のモグラ駅土合へ」という看板が掲げられています。
駅からの風景。何もない。何人か車で来られて、駅の写真だけ撮っていってました。
ちなみに、左の方面に少しいくとドライブインがあって、お土産が買えます。
こちらの駅「モグラ駅」として有名なだけではありません。谷川岳に登山される方の玄関口となっている駅で、この近くにあるロープウェイで2000m近くまで行くことができるんです。
せっかくなので、谷川岳へよりみちしてみました。